誤嚥性肺炎とSIADH

全国焼きそば研究会会員の皆様、こんにちわ。0083です。

皆さんの幸せって何ですか?

0083はご飯を食べている時が一番幸せを感じます。

最近は推しのレストランに大量のテイクアウトを頼んで課金するのが日課です笑

   

という事で今日は誤嚥性肺炎のお話。

誤嚥性肺炎って低Na血症になる事ありません?

尿中Naも高値でしばしばSIADHの診断基準満たすんですよね。

      

そこで誤嚥性肺炎と低Na血症の関係を示す論文とかあるのかなーと探したところこの論文がヒットしました。

J Hosp Med. Jul-Aug 2012;7(6):464-9. doi: 10.1002/jhm.1936. Epub 2012 Apr 2.

   

高齢者の誤嚥性肺炎症例に低Na血症を合併すると予後が悪くなるという論文です。

29%の症例で低Na血症を認め、7.7%でSIADHを合併していたそうです。

結構多いですよね!

そして中等度(<130mEq/L)~高度(<125mEq/L)の低Na血症は院内死亡のリスクが高くなり、特にSIADHの合併は死亡リスクが上がるとの事です(OR 22.3, 95% CI 4.26–117)。

オッズ比めちゃめちゃ高い!

   

誤嚥性肺炎の低Na血症は1/3弱で見られて、Na<130mEq/Lは死亡リスクとして注意が必要のようです。

   

んーなんかお腹空いてきました。