昔の病院!

先日、門あたりの写真をアップしましたが、建物が殆ど写っていませんでした。

荒井先生が、昔の病院の写真を送ってくださいました。

荒井先生の解説です

写っている管理棟の玄関は今のれんが病棟の玄関と場所はほぼ同じです。この中には事務、院長室などがありました。玄関を入るとまっすぐに中央廊下が続いていました。中央廊下は南方に約400mほど延びており、両側に病棟が12病棟までありました。その中央廊下を抜けると野球場があり昼休みに職員が野球を楽しんでいました。野球場のあたりは今は第7小学校になっています。病棟は全部平家ですが、一部の病棟は鉄筋コンクリートでした。松山保全緑地と都立清瀬高校のあたりは当院の敷地で鬱蒼とした松林でした。

中央廊下は木製、床板に時々穴が開いていて、当直の時にはそこを自転車に乗って、病棟間を行き来していました。穴には落ちて怪我をしないように箒が刺してあったのが懐かしく思い出されます。私が30代の時ですから今から半世紀前のことです。

加藤先生執筆の「結核予防週間に寄せて」

結核・肺疾患予防のための 複十字 No406から

日本が、1965年から78年の13年で平均10%以上の罹患率低下を達成した理由として下記の7つが挙げられています。

① 学校・職場・施設・住民への検診による積極的発見

② 公費負担制度と結核審査協議会による適正医療の推進

③ 患者届け出の義務化と公費負担制度による高い届け出率を元に保健所による患者管理の強化

④ 高いBCG接種率の確保

⑤ 健康保険制度による有症状者の病院受診の経済的負担の低減化

⑥ 結核指定医療機関制度及び公費負担制度による民間医療機関の結核対策への参加

⑦ 結核予防婦人団体等の住民組織や関連団体の協力

0083の論文がBMC pulmonary medicineにpublishされたってよ -Characteristics of Pleural Effusion with a High Adenosine Deaminase Level: A Case–Control Study-

今回の論文はADA≥40の胸水の鑑別についての論文です。杏林大学病院呼吸器内科のご協力をいいただき、他施設共同研究をさせていただきました。

「いやいや、ADA≥40って結核性胸膜炎でしょ?」と思うじゃないですか?

過去の文献ではADA≥40は結核性胸膜炎の診断に対し、感度92%、特異度90%と言われています。

しかし、当研究では456例中203例が結核性胸膜炎であり、55.5%は結核ではない疾患(細菌性胸水、悪性疾患、NTM、ML、自己免疫疾患、その他)でした。

各群を比較して、多数の予測因子を確認しました。

・胸水LDH<825 IU/LでTB(odds ratio 12.9)

・胸水LDH/ADA<26でTB(odds ratio 4.44)

・胸水好中球優位or細胞変性で細菌性胸水(odds ratio 44.6)

・胸水ADA/TP<14で悪性疾患(odds ratio 13.3)

・血清LDH≥315 IU/LでML(odds ratio 31.7)

などなど

それらを用いてDicision treeを用いて診断のフローチャートを作りました。

論文中の図を修正

どうですか、コレ!めちゃめちゃ頑張りました。

結核診断に対し、診断精度80.9%、感度78.8%、特異度82.9%でした。

ぜひお使いください!

   

こちらは論文内にはないお手製のフローチャートです。(Dicision treeを使ってません)

(参考)

めっちゃ複雑ですが、診断精度74.3%でした。

当論文は杏林大学病院呼吸器内科の石井教授にお時間をいただき、格別のご指導をしていただきました。本当に感謝です。

地方会の写真

会場で活躍したのは秘書の鈴木さんも。鈴木さん撮影の写真をアップします。


白石先生 会場入り口で

白石先生はBest Doctorsに選ばれています(病棟掲示板)

座長をする田中先生

発表中の西村先生

発表中の中島先生

講演する工藤先生(尾身先生がいらして、現在は代表理事)

中島啓先生が、症例発表しました。

過敏性肺炎に対してステロイド投与前にIGRA陰性を確認していたにも関わらず結核を発症してきた、という症例でした。IGRAは偽陰性も多く、特に陽性コントロールが低い(少ない)症例には注意が必要と言われています。

中嶋先生、落ち着いていて丁寧な発表でしたー素晴らしい!

共同演者が右隅で座長しています笑