画像所見から 3 疑うべき背景疾患はサルコイドーシス

昨日のCTのほうが明らかですが広義間質の肥厚が目立ちますね。このように空洞病変があり、喀痰検査で繰り返しM. avium陽性となれば肺M. avium症の存在は間違いありませんが、肺基礎疾患の有無を検索する必要があります。広義間質の肥厚に加えてNTM症にしては中枢性気管支拡張が目立ちます。

「なんでもMACに見えてしまう症候群」にならないように注意が必要です。