画像所見から4 続き

昨日の続きです。昨日の画像では、右胸郭が小さくなっていましたね(だからABPAと違うよという意味ではありませんが)。

右上葉は無気肺となっており、中枢測で石灰化が認められます。さらに、気管の狭窄にも気づかれましたでしょうか。

これは、気管支結核の後遺症として気道狭窄がおこり、気道感染を繰り返している方が増悪をおこして入院された時のものです。下の画像は治療後のものです。

本日のカンファレンスでは気管支結核症例が3例続きました。

典型的な、若年の女性、左側でした(この症例は違いますね)。

昨日の画像で気管支結核を言うのは無理ですね。失礼しました。