結核診療に役立つ知識

結核研究の発展は目覚ましいです(NTM視点からは羨ましい)。

しかし臨床は、高齢者結核、外国人結核、LTBI、多剤耐性結核という大きなテーマは見えているけど、基礎の話となると???ですよね。正直、専門にしていないと研究内容に触れること自体少ないのですよね。

本号では、副所長の慶長先生が「今の時代に結核の基礎研究が必要な理由」を3ページにQ&A形式で分かりやすく解説しています。

ポイントをつかむのにちょうどよいです。

ちょっと話は外れますが、、抗酸菌研究会という日本の基礎研究者が集まる研究会が年1であるのですが、私、、数年前に初めてで参加しました。正直難しくて理解も難しい演題もありましたが、、面白い、本当に。そして基礎研究者がどんなことをしているのか臨床側は知る機会もない、、ということに愕然とし、なんとかこの刺激を(特に若者に)伝えなくてはと思うようになりました。そのことを東名古屋病院の小川先生にお伝えしたところ、今年の結核・非結核性抗酸菌症学会総会では、ジョイントセッションという形で、同研究会の先生方に抗酸菌研究の魅力を伝えてもらえるミニシンポジウム枠を作ってくださいました! プログラム早くでないかなー、でたら紹介します!