0083の論文がRespirologyにpublishされたってよ -Features of humidifier lung and comparison with summer-type hypersensitivity pneumonitis-

明日から頑張るって言っててどうせ口だけでしょと思われているのを知りつつ本当に翌日に人が変わったようになったら凄いと思うから明日から本気を出す皆様、こんにちわ。0083です。

0083の論文がpublishされた事をdbcntm先生にご紹介いただきました。ありがとうございます、先生。

ご指名いただきましたので少しだけ論文の内容を紹介いたします。

以前、加湿器肺の学会発表をさせていただいた時に過去の報告集めてみたところ、普通の過敏性肺炎とは特徴が違いそうだぞという事に気がづきました。

そこで、当院で診断された7例の加湿器肺と26例の夏型過敏性肺炎を比べました。(1999年4月~2018年3月)

その結果、

・KL-6が低い(加湿器肺 median 316 U/mL vs 夏型 median 1690 U/mL, p<0.001)

・肉芽腫が少ない(加湿器肺 0% vs 夏型 56.3%, p=0.045)

・KL-6<674 U/mLが加湿器肺の診断に対し、感度85.7%、特異度95.7%、Odds比83.4と有用。

という特徴を明らかにしました。

(なお当論文はCORRESPONDENCEです)

dbcntm先生には多大なご協力をいただきました。本当にありがとうございました!

下田先生の論文がRespirologyにpublishされました!

最近の論文執筆ペースは異常なほどで、いつ書いているのかな、、と思うほどです。

ちょうどこの論文を再度とりかかるあたりから「覚醒」したのでは、、と思っています(本人に聞いていないけど)

経過を知っているので個人的にも喜びが大きいです。

東邦大学の坂本先生、本間先生のグループが同様の検討をされて素晴らしい論文をRespiratory Medicineに報告されています。下田先生の論文も以前から取り組んでいていましたが一足先にpublishされています。加湿器肺とHPの比較はこの2本を読めばばっちりです!!

後日内容解説をお願いしましょう!!