WHO西太平洋地域におけるコロナ禍での結核対策

結核予防会 国際部長 岡田耕輔先生 

「通常より長いにっすの患者への結核薬の配布、施設での服薬支援ではなく
コミュニティでの服薬支援の普及、スマートホンによる患者服薬支援の実地、
紙ベースではないリアルタイムでの患者報告、専門家とのオンライン会議や
研修の普及、保健や感染症への市民や政治家における関心の向上、感染予防
や防御対策の実施・実行など、新型コロナウイルス感染層対策を景気に従来の
結核対策の見直しにつながった効果も認められている。」

https://fukujuji.home.blog/wp-content/uploads/2022/01/e382b9e382ade383a3e383b3-2022-01-30-22.22.pdf

結核・肺疾患予防のための「複十字」vol402から

今回も盛りだくさんの内容です。第52回国際結核・肺疾患連合世界会議の報告は、世界119か国から参加があったそうです。今年もコロナーTB関係と診断のセッションが多かったそうですが、積極的患者発見の重要性についても触れられていました。

下には、大角先生執筆の「外国人結核生まれ結核患者の登録状況とその対応」を添付します。日本にとって重要な外国人うまれ結核患者の全体像と今後の課題について触れられており、結核診療にあたる先生はご一読をお勧めします。

https://fukujuji.home.blog/wp-content/uploads/2022/01/e382b9e382ade383a3e383b3-2022-01-29-11.13.pdf

呼吸器ジャーナルに上杉先生が分担執筆しました。

亀田総合の中島先生が企画された、[かぜ症状に隠れる呼吸器疾患ー症例からひもとく鑑別方法]に分担執筆させて頂きました。

呼吸器ジャーナルは、戦略的に展開しているイメージですね。

NTMを新しい視点で捉えることが出来て、勉強になりました。

頭の中でヤシマ作戦のテーマが鳴り響く

新しい装備が設置されてたのですかさず写メ。

こういうのカッコいいって思うの中二病なのかな、、、

なんかテンション上がってきた笑

よし、頑張って仕事します!!

フローチャート好きは研修医の時から

データ整理してたら懐かしいものが出てきました。

研修医の時に、画像を所見毎にフローチャート作ったら絶対勝ち確やんって思って1か月くらいかけて作ったヤツです。

自分、昔からフローチャート作るの好きだったんだなぁ、、、

てゆーか何で小粒状影を2枚に分けてるんだ?小葉中心性と気道散布性の違いって何や笑

※研修医の時に作成したものなのでミスや不足分がありますのでご注意ください。例えば1枚目の空洞(+)、halo signのアスペルギルスは侵襲性というより慢性進行性の所見です。あとは嚢胞疾患にBirt-Hogg-Dubeが入ってないっすね。

0083の論文がMedicineにPublishされたってよ -Analysis of Factors Predicting the Application of Chemical Pleurodesis for Pneumothorax: An Observational Study-

英語の原著本買ったのになかなか届かないから我慢できなくなって翻訳版も買ってしまう皆さんこんにちわ、0083です。

さて、今回載ったのは気胸に対する癒着の論文です。またMedicineです。お世話になってます笑

気胸で入院された症例のうち、癒着を行った89例(癒着群)とドレーンのみで改善した206例(非癒着群)、手術を要した106例(オペ群)を比較してどんな症例で癒着を要したかを検討しました。

癒着群では高齢、ベースに肺気腫および間質性肺炎がある、ドレーン吸引施行が多く見られました。

そこで癒着の適応を予測するため、以上の3項目中2項目合致した場合、

非癒着群との比較:感度91.0%、特異度54.2%

オペ群との比較:感度91.0%、特異度82.1%

でした。

これは臨床的な感覚と合っているのではないでしょうか。

このリスクファクターを考慮して、癒着の必要性について検討する必要があると思われます。

   

ついでじゃないけど、癒着の合併症についても言及しています。

特にドレーン感染は50%ブドウ糖液や自己血で多く見られ、ドレーン閉塞も自己血で多かく、癒着の薬剤によって合併症の種類と頻度が異なると思っています。

   

本年もよろしくお願いします!

当院の門松は毎年気合いが入っています。

こちらのブログは、気ままなペース且つ雑多な内容ですが、3名で発信しています。本年も引き続きよろしくお願いします。