世界の結核統計が公表されました

WHO(世界保健機関)は、10月27日に結核統計を公表しました。
「Global Tuberculosis Report 2022」では、2021年に新たに結核を発病された方は、1060万人と推計されています。
 また、結核で死亡した方は、140万人(HIVで死亡した18万7千人を加えると推計160万人)です。2020年150万人と比べて増加しています。」

https://www.who.int/publications/i/item/9789240061729

退職される先生を送別しました

送別会が開催できない状態が続いているのは本当に残念です。荒川先生は麻酔科医でもあるので、Ciritical Careの場面ではいつも登場してくれて助けてくれました。

記念品を受け取る荒川先生

定例のNTM勉強会を開催しました。

月1回ですが地道にやっています笑。今回もハイブリッドで開催です。

よりよいNTM診療に繋がるテーマを皆で議論しています。

研究所から参加の先生は、基礎の立場からコメントくださるので議論にも幅ができて大変勉強になります。今回リハビリ科の川原さんも加わり非薬物療法について議論しました。

呼吸器診断マスター 病歴、身体所見、画像所見でここを見る!

こんにちわ、0083です。

杏林大学呼吸器内科の皿谷健先生にお声をかけていただき寄稿させていただきました、「呼吸器診断マスター 病歴、身体所見、画像所見でここを見る!」がめでたく出版となりました。

たくさんのエキスパートの先生方が疾患別、コンサルト案件、解剖と病理、トピックスなど書かれており大変興味深い内容になっています。

そんな中、末席を汚す事ができて本当に光栄です。

当院病理部の岡先生も寄稿されています。

読みふけるも斜め読みするもインテリアとして眺めるもアナタ次第。

是非お手に取っていただけますと幸いです!

今年も市民公開講座をやります(NTM-JRC)。

以前は複十字病院で市民公開講座を開催して大変盛況でした。この2年間はNTM-JRCの市民公開講座を事務局として企画させて頂いており、複数施設が参加して公開講座を開催しています。毎年全国から沢山の患者さん、家族、医療従事者の方に参加頂いています。

第3回NTM-JRCオンライン市民公開講座「いま急増する呼吸器感染症〜『肺NTM症』ってどんな病気?」開催のお知らせ 呼吸器感染症に大きな関心が集まる昨今、国内において「非結核性抗酸菌症(肺NTM症)」が増加しています。その大半を占めるのが「肺MAC症」で、特に基礎疾患のない中高年の女性に顕著な増加が見られます。NPO法人 非結核性抗酸菌症・気管支拡張症研究コンソーシアム (NTM-JRC)では、ご好評いただいた昨年の第1回に引き続き、「非結核性抗酸菌症」の特徴や治療法などを、第一線の医師がわかり易く解説する第3回オンライン市民公開講座「いま急増する呼吸器感染症〜『肺NTM症』ってどんな病気?」を11月12日(土)13時より、YouTube上にて開催いたします。参加は無料となっておりますので、患者様やそのご家族、呼吸器感染症に関して不安を持つ皆様は、是非ご参加ください。また、日々患者様に対応する医師、コメディカルの皆様に対しても有用な内容にしたいと考えております。 当講座は事前登録制です。以下のU R Lから登録をお願いいたします。

「今急増する呼吸器感染症〜肺NTM症ってどんな病気?」の参加登録はこちら →

https://project.mdo.co.jp/event/nmk221112/index.html

第1回の動画はこちらからご覧になれます → https://youtu.be/F92abeHmE3k

第2回の動画はこちらからご覧になれます→https://youtu.be/pp5uuNc6xLY

0083の論文がMedicineにPublishされたってよ -The Thickness of Erector Spinae Muscles Can be Easily Measured by Computed Tomography for the Assessment of Physical Activity-

今回の論文は筋肉の測定方法の論文です。

ADLと骨格筋量は関与があり、骨格筋量はTh12レベルの脊柱起立筋の面積(ESMCSA)で評価をする事ができると言われています。

脊柱起立筋の面積はSYNAPSE VINCENTなどの3D画像解析システムを使用します。が、これが面倒くさい。

ソフトウェアが入っているPCでしか評価できませんし、測定するのに時間がかかります。(私は1例3-5分くらい)

ESMT:黄色線、ESMCSA:緑面積 (論文内Figureを修整)

そこで、脊柱起立筋の厚さ(ESMT)が面積の代わりに使えるのではないかと検討してみました。

いやいや、厚さと面積ってそんな相関しないんじゃ、、、

(論文内Figureを修正)

それがちゃんと相関するんです!そして6分間歩行や呼吸機能検査なども相関しています。

つまり、面積図らなくても厚さを測ればOKという事です!

こちらの便利ツール、忙しい臨床医の皆様にとって、お役に立つこと請け合いであります!

個人的にはめっちゃ面白い事やったと思っていますがどうでしょう笑

(proofで指摘したとこ直ってないやんけーーー)

0083。。

いろいろ検討すべきことがありますね。

すぐに説明してくれるはず!

昔胸骨と椎体前縁までの距離を調べたことがありました。

結核の統計を読む2022 -臨床疫学部長大角先生

低蔓延化を達成した前後の数値について具体的に紹介されています。

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結核の統計2022
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病理カンファレンスが開催されました

当院のびまん肺の特徴は、臨床(田中先生)、画像(黒崎先生)、病理(武村先生)によって基本的な疾患から、珍しい症例まで深く議論されていることです。

私は1例目しか参加できませんでしたが、大変興味深かったです。左CTのlateralityから絞ると難しいですが、病理像みると、あれかな、と。

どこかの研究会で出すかもしれませんので、詳細は控えておきますー