J-Breath 2023 新春座談会 の後編が出ました。

リハビリ科で配布しており、病室で患者さんが読んでくれていました。

近 年、増加している肺NTM症(非結核性抗酸菌症)。MAC症が最も多い比率を占めます。水まわりや土壌にいる菌が原因で、結核と違って人から人へ感染する心配はありません。患者さんの症状は様々で、一見するとふつうに暮らしているのに、実は辛い症状に長期間悩んでいるという方が数多くいらっしゃいます。この病気のことが広く認知され、患者さんが症状に応じた呼吸リハビリテーションを受けられる世の中になれば、それは慢性呼吸器疾患を抱えた全ての患者さんが暮らしやすい世の中のはずです。そんな思いで座談会を企画させていただきました。協力して下さった先生方に感謝申し上げます。
 前124号は、診断と治療、排痰を中心としたリハビリテーションの解説でした。今号は呼吸リハビリテーションの課題と、在宅における運動と栄養管理の重要性、総合討論をお伝えします。

https://j-breath.jp/