CHEST today から

最近話題の論文が取り上げられていました。ソウル大学のYimグループからです。

1stのKim先生は最近すごい勢いで論文を出していますね。また4番目のKim先生(紛らわしいので呼び方を考え中)はBACESスコアの1stの先生です。また発音の難しいKwak先生はシステマティックレビューなどで有名ですね(3人とも30代後半で元気です笑)。

Kim JY, Park J, Choi Y, Kim TS, Kwak N, Yim JJ. Microbiological cure at treatment completion is associated with longer survival in patients with Mycobacterium avium complex pulmonary diseaseChest. Published online June 17, 2023. doi:10.1016/j.chest.2023.06.015

細菌学的治癒と予後の関係についてはサムスンから先行論文があります。

病理カンファレンスが開催されました

目の悪い私は、ハイブリッドが続いていて助かります笑

いつもながら、武村先生のキレの良い解説

個人的に2007年日赤時代にカンファレンスで解説を聞いていた時といろいろ変わらず。。不思議な感じがします。

今月号の[複十字]からー名誉所長の森亨先生執筆です。

結核が結核かが低蔓延化したことについて書かれています。森先生は1968年罹患率が225からの経緯をしっている、そして低下に貢献されて来ました。森先生にしか書けない文章ですね。

既にdelay と思われる症例が増えていますので、今後の動向は注視すべきですね。ここからが大変なのは共通認識と思います。

0083の論文がMedicineにPublishされたってよ -Spontaneous resolution of cryptogenic organizing pneumonia: Observational study-

こんにちわ、0083です。また論文紹介のお時間です。

今年7本目の論文はこちら!特発性器質化肺炎の自然軽快例の特徴についてです。

DOI: 10.1097/MD.0000000000034277

特発性器質化肺炎(COP)は原因不明の間質性肺炎のなかでステロイドの反応性が良く予後良好な疾患です。

自然軽快は稀と言われており多くの症例でステロイド治療を行いますが、自然軽快する症例の特徴を示した報告はありません。そこで当院で気管支鏡検査を行い、COPと診断された症例を収集し後方視的に調査を行いました。症例は病理でOPが強く示唆され明らかなニ次性の所見がなかった。

40例のCOPのうち16例で自然軽快を認めました。24例のステロイド投与群と比較し、CRPが低く(median 0.93 mg/dL vs 10.42 mg/dL, p<0.001)、血清リンパ球比率が高く(median 21.7% vs 13.3%, p=0.002)、症状発症から診断までの期間が長い(median 51.5 days vs 23.0 days, p=0.009) という特徴が見られました。

ROC曲線を用いて自然軽快を予測するための精度を検討したところ、CRPでAUC 0.859と高い値が得られました。CRP 3.79mg/dLをカットオフ値とすると感度93.8%、特異度73.9%でした。

思ったよりも自然軽快例があり、症状や炎症が強くなく緩徐な経過を辿る症例は治療を必要としない可能性があります。

ステロイドには多種の副作用があり、避けられる症例を見極めることが重要です。もちろん症状が強いなど治療が必要な症例には速やかに投与することも大事です。

定期勉強会の風景

新しいプロジェクトの提案を含めて、どれも濃い内容でした。研究所、外科メンバーも加わって良い議論が出来ました。

Webを含めて15人の参加でした。

COPD updated Sminar 懐かしい名前が!

講演会関係は、コロナ後から一気に減りましたが、オンラインが定着して数としては元に戻りつつあります。いつもは、一つ一つ取り上げていませんが、こちらのセミナーでは、山名一平先生、本橋典久先生という、以前当院で一緒に働いていていた先生方が司会を務めることになっていて思わずうれしくなってアップした次第です。

千葉時代のボスの名前も!

CREATEサマーセミナーが開催されました!

研修医の先生に呼吸器内科を志望して欲しいという想いから中島先生らが立ち上げられた会です。一日で呼吸器全般を学べます。中堅以上の先生方も良い復習になる内容と感じました。

来年も7月初旬に開催予定です!

本日は世界気管支拡張症デーです!

NTMが大半を占める日本では、この疾患(症候群)の理解は少し難しいのかもしれませんが、慣れの問題とも考えています。まだ診断がされていない、十分なケアが受けられていない方のために、認知度を上げていきましょう。