児玉先生の論文がID cases にpublishされました

Abstract

Tuberculous pericarditis is a serious extrapulmonary complication of tuberculosis (TB) that is difficult to diagnose and can lead to cardiac tamponade. This report describes the case of an immunocompetent man who developed cardiac tamponade due to a paradoxical response during TB treatment. No pericardial effusion was observed at the time of diagnosis. However, he developed cardiac tamponade 35 days after the initiation of anti-TB drugs. He was treated with emergency pericardial drainage and systemic corticosteroid therapy, after which his hemodynamic status improved. Although there was no recurrence of the increased pericardial effusion, the patient died from a central venous catheter-related bloodstream infection. Cardiac tamponade caused by a paradoxical response is extremely rare in a patient without human immunodeficiency virus infection. Even if there are no findings of tuberculous pericarditis at the time of diagnosis, the possibility of a paradoxical response should be considered in a patient who subsequently develops cardiac tamponade.

PCDに関して新たな知見が得られました。

研究所生体防御部部長の土方先生が筆頭の論文がAmerican Journal of Respiratory Cell and Molecular Biologyにpublishされました。

HERC6の発現低下が新たな分子マーカーとなる可能性が示され、さらに、KCNQ3はPCDとは独立して低鼻NO値と有意に関連することが判明しました。

先日紹介した、NTM症における遺伝子発現の報告につづいて、チャネル関連の遺伝子(KCNQ3)が特定されました。


これらのデータは、PCDや低鼻NOの病態解明に新たな手がかりとなると期待されます。

秋の関東合同地方会、演題募集が始まりました!

このたび、第188回日本結核・非結核性抗酸菌症学会関東支部学会、および第266回日本呼吸器学会関東地方会において、会長を拝命いたしました。

両学会の一般演題募集を、5月14日(火)より開始いたしました。

関東支部の会員の先生方へは、結核・呼吸器の両学会事務局より、演題募集開始のご案内メールを一斉送信させていただいております。

本会が、日常診療や臨床現場における課題解決の一助となるよう、有意義な情報交換の場となることを願っております。
多くの皆様からのご応募を、心よりお待ち申し上げております。

[会期]2025年9月13日(土)
[会場]秋葉原コンベンションホール
[開催形式]現地開催 ※ライブ配信(オンライン)は無し

2025年7月に開催される第8回World Bronchiectasis Conference 2025に関して、新たに4つのトラックの詳細が発表されました。

これらのトラックは、気管支拡張症に関する基礎研究から小児、PCD、看護・コメディカルの分野まで幅広くカバーしています。その他、Late Beaking Abstractの募集、旅費(QANTAS空港の割引?)もあるようです。添付のPDFを御覧ください。

MAC症の治療アルゴリズム

国際ガイドライン筆頭のDaley先生と共同執筆したレビュー論文です。オープンになっていますのでご一読頂けると幸いです。

長く日米のギャップについて議論されているのを見聞きしていましたが、かなりスタンスが近くなっていることも感じて頂けると思います(まだ残っている部分は読んでいただけると気づくと思います)。これも2剤治療や連日vsTIWの前向き試験など日本発の重要な報告があったからこそだと思います。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/39933174/

0083の論文がRespiratory InvestigationにPublishされたってよ -Positivity of Polymerase Chain Reaction and Grocott Staining in Relation to the Duration from Therapy Initiation to Examination in Pneumocystis jirovecii Pneumonia-

今年3本目の論文、Publishです。

今回の論文はニューモシスチス肺炎(PCP)の検査についてで、杏林大学付属病院、新潟大学医歯学総合病院、埼玉循環器・呼吸器センターにご協力いただき多機関共同研究をさせていただきました(https://doi.org/10.1016/j.resinv.2025.04.013)。

PCPは急激な進行により重篤な呼吸不全を呈することがあり、検査前に治療を行い、遅れて気管支鏡検査を行うことがしばしばあります。しかし、遅れてやった検査が正しい結果が得られるのか分からず、適切な検査のタイミングは不明です。そこで、PCPの診断基準を満たした症例を対象に、検査のタイミングとその結果について検討しました。

4施設から5年8か月の期間で105例のPCPを収集。そのうち、46例がBALを用いたPCR検査を行っていました。治療開始から検体採取までの日数とその結果を図1に示します。治療開始から2日目までは全例でPCPのPCRが陽性でしたが、3日目以降、徐々に陰性例がみられます(グレーの棒線)。

青:non-HIVでPCR陽性例、橙:HIVでPCR陽性例、グレー:non-HIVでPCR陰性例、※HIVでPCR陰性例はなし。

グロコット染色については、陽性率が低く、検査時期に関わらず検査精度が低い結果でした。

青:non-HIVでグロコット陽性例、橙:HIVでグロコット陽性例、グレー:non-HIVでグロコット陰性例、※HIVでグロコット陰性例はなし。

一方でHIVでは治療から検査までの期間に関係なくPCR、グロコット染色ともに全例が陽性でした。

結論として、non-HIVでは治療開始後速やかに検査をしないと偽陰性になる可能性があります。一方でHIVでは治療から検査までの日数に関係なく、高い信頼度が期待できます。

   

ご協力いただきました各施設の先生方、本当にありがとうございました!

第5回日本びまん性肺疾患研究会の演題募集が始まりました。

■開催概要

第5回日本びまん性肺疾患研究会

会期:2025年9月20日(土)~9月21日(日)

会場:秋葉原コンベンションホール

〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-13

アクセス:https://www.akibahall.jp/access.html

会長:近藤 康博(愛知医科大学医学部内科学講座[呼吸器・アレルギー内科] 特命教授)

開催方式:現地開催およびオンデマンド配信を予定しております。

※座長・演者の先生方には、現地でのご登壇をお願いいたします。

◆会告チラシについて

チラシを添付しております。後日、郵送でもお届けいたしますので、

ぜひ広報へのご協力をお願いいたします。

■演題募集について

以下をご確認のうえ、奮ってご応募いただきますようお願い申し上げます。

◆演題募集期間

2025年4月15日(火)~ 6月6日(金)正午まで

◆応募方法

下記Webサイトより、オンラインにてご登録ください。

https://bimangakkai.jimdofree.com/

◆募集内容

・公募シンポジウム:「間質性肺疾患の急性増悪」

・一般演題:例年通り、基礎分野の演題や研修医の方からのご応募も歓迎いたします。

呼吸器学会学術集会の続き

結核・非結核性抗酸菌症学会との合同シンポジウム

古内先生が発表しました。超満員ですね。

お陰様で非結核性抗酸菌症診療 Up to Dateが一番の売り上げだったようでえす。

是非お役立てください(撮影は許可を頂いています)

時田先生がALIS関連の発表をしました(東邦大学病院との共同研究です)

大江先生はM. avium症とM. intracellulare症の発表をしました。

両者の違いについては基礎疾患の乏しい集団では、これまでの報告と異なり少ない、という結果でした。

ポスターセッションも盛況でした。

私はミニシンポジウムの座長、発表2個、ランチョン座長、ポスター1つと、最終日に

盛沢山で流石に電池切れしそうでした笑

呼吸器学会学術集会が始まりました。

初日は夕方到着で、リハビリテーション科の大野先生の発表に間に合いました。

彼らのメインは別学会かもしれませんが、呼吸器リハビリを広めるためにも、本学会でのアクティブな参加は重要です。

会場にいても自分が上の世代になってしまったのだなーと感じておりました笑

児玉先生はミニシンポジウムに選ばれました。

伊藤先生は、線毛機能機能不全において本邦で最も多いDRC1欠失症例について検討した結果を発表しました。